【2026年1月】相模原市が不登校のお子さんとご家族を支える新しい取り組みを発表~さがそうみらい みんなでつながる アクションプラン / 多様な学びの拠点整備事業~

こんにちは、みかた編集部です。
「学校に行けなくなったとき、どこに相談したらいいの?」
「この先、うちの子はどうなるんだろう…」
そんな不安を抱えるご家族も多いのではないでしょうか。
2026年1月、相模原市で、不登校のお子さんとそのご家族を支える新しい取り組みが発表されました。
今回は、不登校のお子さんのご家族向けに、その内容をお伝えします。
相模原市が発表したのはどんな取り組み?
相模原市が発表したのは、「さがそうみらい みんなでつながる アクションプラン」です。

これは、
- 不登校のお子さん
- 学校に行きづらさを感じているお子さん
- そのご家族
を、学校・行政・地域が一緒になって支えていこうというものです。
期間は2026年度〜2030年度までの5年間となっています。
※この計画は2026年1月に発表され、2026年度から本格的に実施される予定です。
また2029年4月には2027年3月に閉校となる並木小学校の跡地を活用した、学びの多様化学校の設置も発表されました。
どんな支援が進められていくの?
今回の相模原市の計画では、不登校のお子さんやご家族を支えるために、大きく分けて 4つの柱で取り組みが進められます。
① 安心して過ごせる、温かい学校づくり

まず大切にされているのが、「学校が安心できる場所であること」です。
- 子どものできているところに目を向け、安心して過ごせる関わり(ポジティブ行動支援)
- 先生たちの研修の充実
- 小学校通常学級におけるサポーターの配置(学校生活支援員の配置)
また、
- 5歳児健康診査(2026年度から実施予定)
- 通級指導教室の拡充
- 幼稚園・保育園から小学校へのスムーズなつながり
- 学びに困りごとのある子への学習支援 など
「困りごとに早く気づき、取り残さない」ための取り組みも進められます。
② 多様な学び場や居場所の整備
- 学びの多様化学校の設置(2029年4月開校予定)
- 学校内外にある教育支援センターの設置や拡充
- 地域での子どもの居場所づくり
- メタバース(インターネット上の仮想空間)を活用した学びの場や体験活動 など
といった、多様な選択肢を広げていくことを大切にしています。子どもに合った学び方を選べる環境づくりが進められていきます。
③ 子どもと保護者に寄り添う相談支援

- メタバースを活用した相談環境の整備(2026年度から実施予定)
- スクールソーシャルワーカーやカウンセラーによる相談
- 家庭への訪問による支援
- 不登校のお子さん向けの健康診断(2026年度から実施予定)
- 保護者同士がつながれる場の紹介・情報提供 など
学校だけでなく、家庭の状況や気持ちにも寄り添った支援が進められます。
④ 学校・行政・地域がつながる支援体制

- 学校と行政の連携
- 地域や民間団体との協力
- 子どもの居場所づくりに関わる人たちとの情報共有 など
子どもたちやご家族を地域全体で支えていく体制づくりを目指しています。
保護者のみなさんへ

お子さんが学校に行けなくなると、
- 将来のこと
- 学習のこと
- 周りの目
- 関わり方 など
たくさんの不安が出てくると思います。
今回の相模原市の取り組みは、学校に行けなくなっても「その子に合った形で、つながり続ける」ことを大切にした計画です。
今回のプランが進んでいくことで、様々なお子さんが安心して、楽しく過ごせる学校がより広がり、もし学校に行けなくなったとしても、その子に合った学びや居場所が大切にされる―そんな未来が、この相模原市で少しずつ形になっていくことが期待されます。

ぴあっと発達情報サイトみかた編集部。
みかたはNPO法人ぴあっとが運営している「相模原×こどもの発達支援情報サイト」です。
“こどもの発達のみかたをふやす”をモットーに、企画を考え、取材したり、編集したりしています。

