【体験談】聞こえすぎる世界で生きる私 ー中学生レイカのリアルな感覚体験ー

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みなさん初めまして、あっくんの姉のレイカです。

四コマでは少しだけ登場しています。今年の4月に中学生になりました。

今回の記事は、私の感覚の過敏さや記憶の仕方についてご紹介しようと思います。

目次

周りとちょっと違う?私の“記憶のしかた”

私は周りと比べて、感覚が鋭いと思うことや記憶の仕方にも違いがあるのかなと思うことがあります。

耳がすごく聞こえやすく、何かを覚える時にも音を使って覚えているということがあります。

逆に目で見たものは、全然覚えられないので聴覚に頼って生活しています。

例えば長期休み明けのときとかは、クラスメイトの顔が思い出せないことがあるので、その人の声を聞いて思い出しています。顔は覚えづらいのですが服装や髪型などは覚えやすいのでそれも手がかりにしています。

なので洋服や見た目がいつもと違うと、誰かわからなくなることがあります。ある日、学校の先生の髪の色が茶色から黒に変わっていた時、誰かわからなかったのですが、声を聞いて○○先生だ!とわかったことがありました。

また今年から中学生になったのですが、中学はみんな同じ制服を着ているので、人を見分けるのがさらに難しくなりました。入学式の時は困りましたが、今は少しずつ見分けられるようになってきました。どうしてもわからない時はクラスメイトに聞いたりしています。

勉強も「音」で記憶するスタイル

あと目で見たものより、耳で聞いたことが記憶に残りやすいため、学校の勉強はノートに書いて覚えるというよりは、書いてあることを声に出して音として覚えています。

理科や社会などはこの覚え方がとても役立っています。

漢字は聞いて覚えるのは難しいのですが、頭の中で漢字を分解して物語を作って覚えています。例えば「翼」という漢字だと「つばさは人に異常に羽が生えたもの」みたいな感じです。

小さな音が大きなストレスに…

また他の人からしたら、小さな音や気にならない音がとても気になってしまうことがあります。例えば、外に出ているとき、家の室外機から「キーン」って高い音がするなどです。そういう嫌な音がした時は耳をふさぎながら道を通ったりしています。

それと同じキーン仲間で厄介なのは自転車のブレーキ音です。

遠くで誰かが自転車のブレーキをかけて「キーン」って鳴っていても、すぐ近くで鳴っているように聞こえます。その音を聞くと耳の奥と頭が痛くなります。

イメージとしては音が細い針みたいになって飛んできて、耳の中に入って刺さるみたいな感じです。

あと特に苦手なのが、工事の音、お祭りの太鼓の音などです。

避けられないものは仕方がないので、耳栓を持ち歩いて、必要な時につけるようにしています。

映画館に行ったときも音が大きすぎて怖かったのですが、耳栓を付けたらちょうどいい音量になりました。また好きな音楽の演奏会に行った時も音が大きすぎてびっくりしましたが、耳栓をしながら聞いたら最後まで楽しむことができました。

こんな風に音が聞こえすぎてしまうのですが、音楽は大好きで、普段から音楽をたくさん聞いています。また中学の部活は吹奏楽部に入りました。お母さんから「大きな音大丈夫?」と聞かれましたが、不思議と吹奏楽の音は大丈夫で、部活もとっても楽しいです。

こんな感じで感覚が鋭いと思うことがあります。他にも味や光なども感じやすいので、その話はまた今度書きたいと思います。

この記事を書いた人
レイカ

ぴあっとをはじめた人の娘レイカです。
中学一年生で、吹奏楽部に入りました。
読書と散歩が好きです。
忘れることが得意です。

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